Hatena Engineer Seminar #4 参加レポ
まえがき
求人倍率 3 倍の Hatena Engineer Seminar にあたってしまったので参加レポを報告するんだってばよ!なぜかこの口調に慣れたんだってばよ!
セミナーそれぞれの感想
Goで書かれたmackerel-agentのOSS化や自動化にまつわるあれこれ
感想
- 「ソース公開するだけではうまく回らない」
- 「プルリクは公平に」
などなど,多分オープンソース業界では当たり前のことなんだろう.でも,その当たり前を知らない身としては非常に参考になる情報.ただ作ってポーイでは無いんだね(当然)
- 「自動化するツールもテストしないと,結局誰もメンテできなくなるよ」
う……心がいたい……
その他
「Go は素朴,Scala むずかしい」
はてなのサービスの開発環境
感想
Vagrant 導入後の話が非常に有益.いやほら,「自動化イェイイェイ」みたいなノリで自動化しても結局誰もメンテできなくなるって,結局意味あったんだっけってなるでしょ.
- 「(Vagrant でプロビジョニングのコード書いても)頬って置くと壊れる」
それで Ansible とか chef の出番かと思ったんだけれども,(Kernel とか PostgraSQL とかの)バージョンアップの対応していかないとそうなるのね.っていうのは自動化して運用してみないとわかんないでしょ.
ところで,「本番と別個に構成管理するコストかかる」とおっしゃっていたのが気になった.Chef とかだと開発環境用と本番環境用とでプロビジョニングのコード分けられるはずなんだけれども,それでも別個にかかるもんなのかなー.もともと一緒にやっちゃえ一緒にドンドコドンみたいなノリだったような気もするので.
その他
いたるところに出てくる余談の切れ味がすごい.
はてなブックマークの新機能における自然言語処理の活用
一番聞きたかった内容.むかーし Finding Scientific Topics という論文まねて,年ごとの論文盛り上がりトピック抽出したことがあって,それと同じノリだと思ってんだけれどももっと泥臭かった.とりあえず ES 便利.
だんだんレポート書く元気がなくなってきてるのは秘密,ではなく,本当は,多分書いたらまずい内容も喋ってくれている気がするっていうぐらい濃い内容.
はてなのiOSアプリとSwift
Objective-C は三日坊主なのでよくわからんが,さわるなら Swift ということがわかった.
TypeScript で実現する MVP アーキテクチャパターン
今やってるプロジェクトで TypeScript 使いたくなるようなセミナーだった.ひたすら生 javascript つらい→学習コストほぼなし+移行コストはコード 5 行で TypeScript 移ってはっぴーだと言われたら使いたくなるじゃないですか. からの,はやりは違うやつって言われて,ズコッってなったのは秘密.
まとめ
自社にだいたい技術があるって素晴らしい,ということをしみじみ感じたセミナーでした.こんな会社いいよなー.